本日のお便りは佐賀県にお住まいの堀田様から!
今まで食べたいきなり団子の中で一番うまいっ!
ひとくち食べた時に出た思いでした。
こしあんの量、芋の大きさ、生地のもろもろ感とバランスが自分好みで今回は家族にも買っていき大好評でした。
2時間ぐらい経過していても温かいのは店頭に出していた山の下はもしかして蒸し器になってるんですか?
そのとおりです!
現在長寿庵熊本駅肥後よかモン市場店と長寿庵博多駅マイング店の店頭においておりますいきなり団子、蒸し台の上に乗っておりまして、蒸気は店舗内のボイラーから供給されております。
こちらは当店が5/31まで出店しておりました宮原サービスエリア上下店を参考に作っております。
前は熊本駅店は別の電気蒸し器の上に載せていたんですが、これだと水を入れ替えたりするのがちょっと大変だったんですよね。
でも、新しい蒸し器も当初はなかなか蒸気の調整に苦労して上手くいかなかったんです……
全開にするともうもうと天井まで蒸気が上がってしまい、下手したら火災報知器が反応するんじゃないかと気が気じゃなかったです笑
両店舗とも開店して間もなく半年ですが、蒸気の調整にもだいぶなれてくれたみたいで今ではそういうことはなくなりました。
逆に蒸気の出方が足りないという問題も別で出てきてしまったんですがね……
当店が蒸気を一生懸命出しているのはやっぱりお客様に温かいいきなり団子を食べていただきたいから。
東京で出ている催事店舗ではどうしても冷蔵販売が主になってしまいます。現在出されている他店舗様はなかなか美味しさを伝えられずにご苦労されてるんじゃないでしょうか。
当店が催事に出店する際は必ず「実演で」というお願いをしております。
それはやっぱり「出来たて」「温かいもの」「一番美味しい状態で」食べていただきたいから。
当社のいきなり団子は他店様に比べると生地が厚いです。
堀田様にもお褒めいただいている「こしあん」「いも」「生地」のバランス、これを考えた場合、あの厚みにする必要があるんですね。
いもは元の芋の半分まで削り出し(お米で言ったら精米歩合50%の大吟醸)、こし餡は芋の味を限界まで引き立てるような分量、記事はそれら「いも・餡」に負けないしっかりした口触りの生地。
これが長寿庵のいきなり団子です。
だからこの生地を薄くするというのはちょっとむずかしいんですよね。
また、生地を柔らかくするためにはどうやら塩分を増やせばいいんじゃないか、という知見も「いきシャリ団子」の製造を通じて得ているんですが、塩を入れるとどうしてもくどい味わいとなる。
いきなり団子を「お菓子」として扱いたい当社としては塩を入れることにはどうしても抵抗があります。
だからなんとか火入れの過程や生地のこね方、水分量などを意識しながらギリギリの範囲で厚めの生地を作り上げているんです。
だから皆さん、ぜひ店頭の蒸し器に置いてある商品を買ってください!
そして通販で冷凍品を買っていただく場合も蒸し器のご利用をおすすめいたします!
堀田様、温かいお便り、ありがとうございました!
今後共どうぞ長寿庵のいきなり団子をご愛顧のほど、よろしくお願い申し上げます!