いきシャリ団子

イカれた団子を紹介するぜ!

やっててよかった公○式、ありそでなかった抹茶味。
イロモノ扱いしてすまん!
いきシャリ団子抹茶!

”いちご大福”があって”いちごいきなり団子”はないのはおかしい。
おかしいのはお前だ!
いきシャリ団子いちご!

ねえ知ってる?青色って食欲が失せる色って言われてるんだよ。
うるせぇ!
いきシャリ団子ラムネ!

以上だ!

……というわけで夏限定で作ってみましたいきシャリ団子!

いきなり団子屋、というより和菓子屋さんの宿命として「夏は枯れる」つまり夏は温かい商品はどうしても苦戦するんです。

なので、夏場はお休みしたり、かき氷を作ってみたり各社工夫をして夏を乗り切っています。

当社はというと、ひたすら夏の日差しを耐えて忍ぶという戦略を取っていました。これまでは。

しかし、いきなり団子業界にはイノベーターがいまして、華まる堂さんっていうんですけどね、華まる堂さんは「なんとか夏場の商品を作りたい」ということで作ったんですよ。

冷やしいきなり

いきなり団子を自然解凍でも食べられるように工夫して、シャーベット状にして食べるという発想の新製品。

もうすでに発売から10年近く経っていますが、発売当初は相当話題になったことを覚えています。

あれから10年。

当社もイノベーションするときが来たのではないか。

華まる堂さんの冷やしいきなりをパク……冷やしいきなりにインスパイアされた製品を。

普通のいきなり団子をただ冷やしただけでは面白くない。

夏といえば、そう!かき氷!

かき氷×いきなり団子という禁断のコラボレーション!

それが「いきシャリ団子」です!

構想3日!完成まで1ヶ月!なんてインスタント!

今回も開発製造を担当したのは製造チームの清水。

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ワイ「夏場に向けて冷やしいきなりみたいなの作りたい」

清水「ほーん、いいんじゃないですか」

ワイ「夏といえばかき氷だよね」

清水「そうですね(そう言えばそういうのあったな)」

ワイ「かき氷といきなり団子のコラボで行こう」

清水「すごく……安易です……」

ワイ「というわけで抹茶味、いちご味、ラムネ味の生地と餡作って」

清水

という感じの打ち合わせを経て、半ば呆れられながらも、清水はきちんと仕事をしてきました。

試作品を何度も食べたんですが、半解凍でシャーベット状にして食べると、芋の味も抹茶いちごラムネそれぞれの味もしっかり出てるからなんか不思議なお菓子になりました。

いやー、人間いろいろやってみるもんですね。

あまりに上手く行ったので、たくさん作ろうと今回自然解凍でも固くならない生地を特別に作ってもらった熊本製粉さんに量産をお願いしたら

常務、オーダーメイドだと最低でも〇〇〇kgから作らないと割に合いません

と言われてしまいました。

この量すべてをいきシャリ団子にしてしまうと数万個オーダーでこのイカれた団子が量産されてしまいます。

それは無理スギィ!

なので残念ながら今年の夏は3味あわせて800個くらいしかありません。

今年の売れ行きが良ければ来年、GWくらいから量産していきたいと思っております。

なんか長期的な天候予測によるとこの暑さは4年間くらいは続くとか……

ならばまだまだいきシャリ団子の出番はあるはず!

せっかくわざわざロゴまで作ったのにこのまま捨て置くのはもったいない!

お客様、どうぞこのイカれた団子3兄弟をよろしくお願いいたします!

熊本駅店限定の商品です!

お立ち寄りになった時に冷やかしてみてくださいね。冷やしだけに(ドヤァ